御福餅本舗~赤福と並び創業300年続く歴史ある伊勢名物~

お伊勢参りのお土産と言えば?

絶対に忘れないでほしい伊勢名物「御福餅」のご紹介です。

 

伊勢は江戸時代から「お伊勢参り」が伝統的に続く地域で、参拝客に提供するお餅文化が根付いています。

伊勢名物と言えば「赤福」と言われる、超有名な赤福餅。

お伊勢参りに行ったことがなくても、このパッケージを見かけたことがある方は多いはず。

 

赤福餅に似ていたら、パクリじゃないかと疑われるほど知名度が高い赤福。

実はお伊勢参りの伝統的なお餅は赤福餅だけじゃない!

 

赤福と並ぶ伝統のおもち、御福餅をご紹介します。

赤福餅と御福餅の違いを知ると、特に興味が沸きますよ。

 

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御福餅とは

御福餅は、元文3年(1738年)に伊勢で創業した伝統のある和菓子。

さかのぼること江戸時代。
「御福餅本家」は、創業者 小橋長右衛門が伊勢に訪れる旅人に餡餅をお福わけしたことからはじまりました。

 

赤福餅と同様に、御福餅も伊勢外宮に奉納しています。

平成十年の「第二十三回全国菓子大博覧会」では、菓子業界において最高の栄誉とされる名誉総裁賞を受賞。

地元伊勢では、知らない人はいない超有名な銘菓です。

 

賞味期限は、これまで赤福と同じ3日間でした。

最近パッケージのリニューアルにより賞味期限を7日に延ばすことに成功!

お土産として扱うにはとてもうれしいですね。

リゾートマイラー
開封したらこれまでと同様に硬くなるので、すぐにお召し上がりください。

 

本店の場所

本店は伊勢市二見町にあります。

JR参宮線二見浦駅から徒歩圏内です。

 

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御福餅と赤福餅のお土産を比較

先日、御福餅が食べたくて伊勢へ行ってきました。

同時に赤福も購入しましたので、比較してみます。

箱の外観

左が御福餅、右が赤福。

赤福餅には絵が描かれているのに対して、御福餅はシンプルに文字のみ。

 

御福餅の外蓋を取りました。

内蓋で密閉されていますね。

リゾートマイラー
御福餅のヘラがかわいい♪

 

中身の比較

御福餅の内蓋を開封。

賞味期限を保つため、中には脱酸素剤が入っています。

 

形状がよくわかるように、明るめに撮影してみました。

見た目は表面がざらざらしていますが、めちゃくちゃ舌触りが良いです。

 

 

赤福餅はこちら。

 

赤福は形が整っていますね。

工場機械生産ですので、形の均一感は赤福餅に軍配です。

 

味の比較

御福餅と赤福餅。

もちろん、両方を食べ比べました。

御福餅は舌触りが超なめらか。

口の中に入れたとたん、餡がサッと溶けました。

赤福はゆっくりと口に広がっていきます。

 

甘さについて御福餅は控えめ。優しい甘さといったところでしょうか。

赤福餅はしっかりと甘い。

子供はこちらのほうが好きかもしれません。

 

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御福餅を実店舗で食べてきました

伊勢市二見町にある御福餅本店。

御福餅が食べたくて、行ってきました。

 

御福餅は本店で製造しています。

いわば、工場併設のイートインコーナーと言ったところですね。

 

何にしようかなーといいつつ、だいたいメニューは決まっています。

福餅とかき氷。

今回は抹茶餡も頂きました。

 

提供された福餅。

手作り感満載です✨

 

抹茶のかき氷はボリューム満点!

御福餅の場合は、赤福餅の赤福inかき氷ではなく、餡が添えられています。

 

正面からだとボリュームが分かりにくいですよね。

サイドから撮ってみました。

20センチはゆうに超える大きさです。

 

季節によっては、いろいろなかき氷が楽しめます。

 

お土産もこちらで購入。

並んでいるのは、シンプルに御福餅のみ。

 

お会計は、カードの他に交通系ICも利用可能。

こういったところが地味にありがたいです。

リゾートマイラー
赤福の直営店も、2019年10月よりクレジットカードが利用できるようになりました。
(二見店など一部を除く)

 

 

御福餅と赤福餅の違い

御福餅と赤福餅。

似ていると言われるけど、よく見ると違う!?

どのように違うのか、気になりますね。

 

違いを一覧でまとめました。

大きな違いは3つ。

  • 販売店舗
  • 製造方法
  • 賞味期限
御福餅本家 赤福
創業 1738年(元文3年) 1707年(宝永4年)
本店所在地 伊勢市二見町 伊勢市宇治中之切町
直営店 二見本店、マリアーヌ(東京神楽坂) 本店、三重、愛知、大阪に他22店舗
代表的なお菓子 御福餅 赤福餅
お土産用の製造方法 職人手作り 工場機械生産
お土産用の賞味期限 7日間 夏期2日間、冬期3日間
お土産用の販売場所 本店、通販(直販、楽天、Amazon) 直営店、駅売店、通販(直販)など
8個入りの価格 750円 760円
その他お菓子
(直営店)
かき氷、お福包み餅、お福アイスマック 赤福氷、赤福ぜんざい、朔日餅

御福餅は本店と東京神楽坂にあるマリアージュのみで販売

駅売店で購入できる赤福餅と大きな違いがあります。

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御福餅は賞味期限が長いから、通販で買えるけどね。

御福餅の製造方法は、職人による手作りのみ。

これは280年守ってきた作り方です。

赤福餅は、イートイン用のみが手作りで、お土産用はすべて工場生産。

工場生産だと均一感がある一方で、表面が柔らかくて触感が良いのは手作りですね。

御福餅の賞味期限は7日間。

これはパッケージの進化によるもので、中の商品は依然と変わっていません。

ですので、一度開封したらお早めに。

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御福餅も開封した翌日には召し上がってください。

 

御福餅まとめ

御福餅は300年近く続く、赤福と並んで超有名な伊勢名物。

興味が持った方は、ぜひ一度食べてみてください。

 

御福餅のもつ、滑らかな触感にとりこになりますよ。

私個人の意見としては、御福餅も赤福もどちらも一番。

 

赤福通販は、こちらの記事でまとめています。

夏を除く、春秋冬の限定通販です。

 

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