スポンサーリンク

検証総評

今回検証した結果をまとめました。

商品名切りやすさ貼りやすさ(ガラス)密着性(ガラス)貼りやすさ(プラスチック)密着性(プラスチック)10mあたり材質耐熱温度耐冷温度
NEWクレラップ洩れ49.7円ポリ塩化ビニリデン140℃-60℃
サランラップ洩れ53.6円ポリ塩化ビニリデン140℃-60℃
食品用ラップ30円塩化ビニル樹脂130℃-60℃
ピタッと貼りつくラップ13.2円塩化ビニル樹脂130℃-60℃
お徳用フードラップ洩れ18.2円ポリエチレン110℃-30℃
食品用ラップ洩れ12.8円ポリエチレン110℃-40℃
NEWポリラップ洩れ25.6円ポリエチレン(無添加)110℃-70℃
無添加ラップ洩れ27円ポリエチレン(無添加)110℃-60℃

 

検証結果まとめ

ガラスへの密着性はすべて問題なし。

違いが出たのは、切りやすさ、プラスチックへの密着性です。

リゾートマイラー
ガラスへの貼りやすさも違いでましたね

 

切りやすさはNEWクレラップとサランラップが強い。

ラップの硬さが程よいんじゃないかと思います。

 

プラスチックの貼りやすさ、密着性は最もよかったのは塩化ビニル樹脂製の2つ、Style ONEの食品用ラップと大和物産のピタッと貼りつくラップです。

クレラップとサランラップはプラスチックへの貼りつきが悪かったのは意外でした。

 

中でも日本製のStyle ONEの食品用ラップは安定感があって良いですね。

何よりコスパが良い。

Style ONEは関東・中部はアピタ・ピアゴ、近畿はイズミヤ、中国四国はフジ、九州はサンリブ・マルショクで購入可能です

 

ラップはガスバリア性も重要

今回は貼りやすさと液漏れを中心に検証しました。

一方で、ラップは匂いうつりも気になります。

 

匂いうつりを防ぐにはガスバリア性が高いものを選ぶとよいでしょう。

一般的なガスバリア性能をまとめました。数字が低いほどガスバリア性能が高いです。

窒素 酸素 炭酸ガス 水蒸気
ポリ塩化ビニリデン 2~3 13~16 70~80 1~4
塩化ビニル樹脂 30~260 1500~8000 7500~15500 25~50
ポリエチレン 2000~2600 6000~8000 30000~40000 14~19

(窒素、酸素、炭酸ガスの単位:cc/m2。水蒸気の単位:g/m2)

 

最もガスバリア性の高いのはポリ塩化ビニリデン。

次いで塩化ビニル樹脂もそれなりに高いので、冷凍状態であれば匂いが移りにくいです。

 

食品ラップの性能を正しく知って、必要な用途には必要なラップを使いましょう。

おすすめの記事