スペイン旅行記③~ガウディ作品の街バルセロナ~

引き続き、スペイン旅行記です。過去の記事はこちら。

 

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スペイン旅行スケジュール

 

旅行日時:2009年12月20日~12月28日

〇12月20日(1日目)

・11:00関空→15:30フランクフルト空港(ルフトハンザ航空)

・レーマー広場(フランクフルト)でのクリスマスマーケット

・フランクフルト泊(Hotel Exelsior)

〇12月21日(2日目)

・9:40フランクフルト空港→11:40バルセロナ空港(ロストバゲージ)

・フラメンコショー

・バルセロナ泊(Hotel Colon)

〇12月22日(3日目)

・みゅうツアーによるガウディ観光【世界遺産】

・4GATSでの昼食

・バルセロナ泊(Hotel Colon)

〇12月23日(4日目)

・バルセロナ→マドリード(AVE)

・アランフェス観光【世界遺産】

・トレド泊(Parador de Toredo)

◯12月24日(5日目)

・トレド散策【世界遺産】

・アビラ観光【世界遺産】

・アビラ泊(Parador de Avila)

〇12月25日(6日目)

・サラマンカ観光【世界遺産】

・セゴビア観光【世界遺産】

・セゴビア泊(Parador de Segovia)

 

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バルセロナの世界遺産

3日目は終日バルセロナに滞在する日。このスペイン旅行で唯一の連泊した中日です。この日は世界文化遺産である「アントニ・ガウディの作品群」を理解しながら回りたかったので、この旅行で唯一のツアーに申し込みました。「みゅう」はヨーロッパの現地ツアーが充実していていいですね。私は通常のグループツアーで申し込んだんですが、他にお客さんがいなかったので、プライベートツアーになりました。ラッキー!!

www.myushop.net

バルセロナにあるガウディの作品群は全部で7つ。写真を撮った記録を頼りに、訪問した順に並べてみました。

 

旅行で見た、ガウディの作品

序章: カタルーニャ音楽堂

①カサ・ビセンス

②カサ・ミラ

③カサ・バトリョ(番外編:カサ・アマトリェール、カサ・リュオ・モレラ)

④グエル公園

⑤グエル邸

⑥グエル別邸(竜の門)

⑦ミラーリェス邸の門

⑧サグラダ・ファミリア

それでは、撮影した写真をご紹介します。当時、解説を聞いたはずですが、記憶の奥底にしまわれているようなので、wikiより引用します。

 

序章: カタルーニャ音楽堂

カタルーニャ音楽堂は建築家リュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネー(Lluís Domènech i Montaner)によってムダルニズマの様式で設計されたコンサートホールである。1905年から1908年にかけて、カタルーニャ・ルネサンス(文芸復興運動)において指導的役割を果たした合唱団、ウルフェオー・カタラー(Orfeó Català、1891年設立)のために建設された。

最初にカタルーニャ音楽堂へ行きました。

入口

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入口の上

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裏口?彫刻が素晴らしいですね。

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カタルーニャの守護聖人が並んでいます。

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①カサ・ビセンス

カサ・ビセンスはスペインのバルセロナにある、アントニ・ガウディが初期に手がけた重要な建築物の1つ。レンガやタイル工場の社長であったマヌエル・ビセンスとその家族の住居として建設された。マヌエル・ビセンスは1895年に死去、1899年にはアントニオ・ジョベル医師の手に渡った(この人物は2013年現在の所有者の祖父)。

最初にここに行ったのですが、ぶっちゃけ、あまり記憶がないです。当時はこの建物が売りに出されていて、中に入れなかったからかもしれません。

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②カサ・ミラ

カサ・ミラは直線部分をまったくもたない建造物になっていて、壮麗で非常に印象的な建物である。あたかも砂丘か溶岩の波のような雰囲気をもっており、一般的な現代建築の様式とは、隔絶した建築となっている。外観の波打つ曲線は地中海をイメージして作られた。一つ一つ異なるバルコニーは、鉄という素材を使いながら、まるで波に漂う海藻のような、柔らかな造形を生み出している。内側は天井も壁もどこもかしこも波打ち、まるで海底にいるような奥深さに包まれる。屋上には、独特の加工をされた煙突や階段室が立ち並び、月面か夢の中の風景にもたとえられる。

ここはしっかりと覚えています。なんだこの曲線だらけの建物は?!と。現代の日本ではきっと作られないですよね。さすが建築家!

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カサ・ミラをしたから。直線がない建物ってすごいですね。

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③カサ・バトリョ(番外編:カサ・アマトリェール)

バルセロナ、アシャンプラのグラシア通り43番地に位置するカサ・バトリョは、1877年に建設された建物である。大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受け、1904年から1906年にかけて、ガウディはこの邸宅の改築を行った。この改築でガウディは、建物に5階と地下室を加え、玄関広間を広げ、階段や内壁を作り直し、各部屋に曲線的なデザインを持ち込んで、タイルやステンドグラスの装飾を施した。

写真は右から「カサ・バトリョ」「カサ・アマトリェール」です。なぜかカサ・バトリョではなく、カサ・アマトリェールが中心ですね。カサ・アマトリェールが印象的だったんだろうか。。。

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カサ・バトリョです。改築で5階と地下室を加えるって、凄いですね。この曲線的なデザインがガウディらしいと思えてきました。f:id:resortmiler:20161204210805j:plain

ちょっとだけアップ。構造も凄いですが、模様も細かく描かれています。

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カサ・アマトリェールはガウディの作品ではないですが、同時期に活躍した建築家「ジュセップ・プッチ・イ・カダファルク」の作品で、隣を改築することになったガウディはこの作品を非常に意識してカサ・バトリョを手がけたと言われています。写真は内部で印象に残ったホールのステンドグラスです。これ以外にも階段などの彫刻も素晴らしかったです。(写真がないのが残念!)

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カサ・リュオ・モレラはバルセロナで有名な建築家「モンタネール」の作品です。彫刻が非常に美しいです。

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④グエル公園

施主のエウゼビ・グエイ伯爵(スペイン語読みではグエルとなる)とアントニ・ガウディの夢が作り上げた分譲住宅で、1900年から1914年の間に建造された。彼らが最も傾注していた芸術はリヒャルト・ワーグナーの「楽劇」で、ガウディは同じ芸術センスを持つグエル伯爵の下で、自然と調和を目指した総合芸術を作り上げようとした。

グエル公園入口

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回廊

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天井のモザイク

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お菓子の家をイメージした守衛の家

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あれ、シンボルとなっているオオトカゲの写真もあるのですが、人がたくさん映ってるのですみませんが後悔できません。。

⑤グエル邸の写真もちょっと見当たらないです。どこ行ったかな。。。

グエル別邸(竜の門)

グエル別邸の真ん中に位置する鉄製の門は「竜の門」として知られる。伝統的な鉄の素材である錬鉄と、新種の鉄の素材である形鋼を用いて造られている。

これもガウディの作品です。竜の門のアップ写真しかありませんが、かなり迫力ありました。

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ミラーリェス邸の石門

グエル別邸の近くにあるミラーリェス邸の石門はガウディが友人のエルメルジルド・ミラーリェス氏のために建てた別邸の門。邸宅は現存しておらず、門だけが残っている。帳面の石像はガウディ。

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⑧サグラダ・ファミリア

バルセロナ市のシンボルであるこの建物は、綿密に構成された象徴詩的なシンボロジーと共に、パラボリックな(放物線状の)構造のアーチや、鐘楼に据えられた自然主義と抽象主義の混在する彫刻などで、大胆な建築様式を誇っている。

今回はけっこう駆け足でガウディの作品を周ったので、サグラダファミリアの中には入っていません。入るか迷ったのですが、外観だけでも非常に満足できました。

サグラダファミリア西側「受難の門」

ガウディの死後に完成しました。

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サグラダファミリア南東部のアップ

ガウディが建設したとされる建築物です。非常に繊細です。

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サグラダファミリア南東部さらにアップ①

ガウディが愛した動物たち(オオトカゲ、カエルたち)があしらわれています。

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サグラダファミリア南東部さらにアップ②

蛇もいますね。

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サグラダ・ファミリア北東部

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サグラダ・ファミリア東側「生誕の門」

死後に建設された「受難の門」と比べて、非常に繊細ですね。確かにこれは建てるのに時間がかかりそう。

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生誕の門アップ

非常に細部まで細かく作られています。

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サグラダ・ファミリア東側全体

非常に立派ですが、「SOS」が掲げられています。聞くところによると、サグラダ・ファミリアのすぐ隣に地下鉄の建設が進められており、サグラダ・ファミリアはこの地下鉄建設時の振動で倒壊するのではと心配した市民団体が垂れ幕を勝手に掲げているそうです。

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ガウディの作品だけで今回はいっぱいになりました。次回はバルセロナの続きからマドリードに向かうところをまとめたいと思います。

 

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