リゾートマイラーのSFC修行

元ダイバーが陸マイラー活動、修行日記、旅行記を綴っていきます

中部国際空港(セントレア)発ANA国際線特典航空券のすべて

私はANAのマイルを貯めています。

マイルを貯める理由は一つ、「特典航空券で旅行をしたいから」です。

今回は、私の拠点空港である中部国際空港(=セントレア)発の国際線特典航空券についてまとめました。

 

f:id:resortmiler:20170630231218j:plain

 

 

 

 

中部国際空港(セントレア)ってどんな空港? 

 

日本国内でのランキング

国際線の旅客数に限って言うと、セントレアは成田、関空、羽田に続いて4番目に多い空港です。年間500万人近くが出国しています。一方、国内線の旅客数は全国8番目で、日本の中では、成田、関空に次いで国際線の比重が大きい空港ということになります。

 

www.resortmiler.com

 

なぜ、中部国際空港は「国際」が付くの?

中部国際空港って、なぜ「国際空港」ってついているんでしょうか。

 

日本では、かつての「空港整備法」において、「第一種空港」に指定された空港を国際空港としてきました。「第一種空港」に指定されたのは、東京国際空港(HND)、成田国際空港(NRT)、大阪国際空港(ITM)、関西国際空港(KIX)、中部国際空港(NGO)です。2008年に空港整備法から空港法へ法改正されたが、国際空港の位置づけは継続しています。

 

国際空港というと、大型機が飛べる3000m級の滑走路を保有するのが通例ですが、中部国際空港の滑走路の長さは3500m。B747A380でも余裕で離着陸できます。

 

中部国際空港は、日本で唯一、ドリームリフターとアントノフが同時に見られる空港です。

 

ドリームリフターとは

ドリームリフターはセントレアの公式ページでも紹介されている通り、中部地方で作られたB787の部品を米ボーイング社へ輸送するための専用機です。

www.centrair.jp

 

アントノフ(An-225)とは

旧ソ連が開発した超大型輸送機です。輸送機として、中部だけではなく、関空や成田への離着陸があります。セントレアへの飛来情報は、セントレアの公式Twitterの情報が一番早いです。

 

twitter.com

 

 

 

 

東海地方から海外へ行く方法

 

セントレア発で海外へ行くには、主に3つ出国する空港があります。

 

①成田/羽田へ国内線で飛び、成田/羽田から出国する。

関空まで陸路で移動し、関空から出国する。

セントレアから出国する。

 

候補がたくさんあるのはいいのですが、どのメリットデメリットがあって絞りにくいです。メリット、デメリットを以下の表にまとめてみました。

 

出国空港 メリット デメリット
①成田/羽田

・便数が他空港に比べて圧倒的に多い。
・豪華なラウンジが使える。
セントレアより多くの国へ行ける。

セントレア/成田間の特典航空券が取りにくい。
・乗り継ぎが必須で、②③に比べて距離も長くなるため、フライト時間がかかる。
関空 ・駐車場が比較的安い。
・乗り継ぎが不要。
セントレアより多くの国へ行ける。
陸路の移動時間が長く、たいていの場合①よりも時間がかかる。
セントレア ・フライト時間が短く、現地で多くの時間が取れる。 ・行ける国が少ない。
・機体が小さく、特典開放席数が少ない。

 

有償で航空券を取る場合は、成田/羽田出国のほうが安い、などはありますが、今回は特典航空券についてなので割愛します。

 

この3つの中でどれを選ぶのは人それぞれ。私の周りは②か③を選ぶ人が多いですね。関空から飛行機が飛んでいない国へ行く場合を除くと、国内線乗り継ぎが必要な成田/羽田を選択する人は少ないです。

 

個人的には①成田出国にすれば、豪華なラウンジを使えて最高なのですが、一番ネックになるのが、セントレア/成田間の国内線乗り継ぎの特典航空券が取れないこと。アメリカ(ハワイ)やヨーロッパを始め、アジアへ行く人もみんなこの国内線の特典航空券を狙うので、競争率は高いです。逆に、セントレア/成田間のフライトを抑えることができれば、多くの国へ行くチャンスが巡ってきます。

 

 

とここまで語ってきましたが、成田/羽田からの出国についてはそこを拠点とする方にお任せして、今回はセントレアから出国をする場合、どこに行けるのか、特典航空券は取りやすいのか、についてまとめていきます。

 

 

ANAマイルで予約可能なセントレア発着便すべてとその特典開放枠

 

ANAスターアライアンスに加盟しています。スターアライアンスは加盟航空会社が27社ある世界最大の航空会社です。セントレアに絞ってみると、2017年7月時点で、ANAを含め7社が就航しています。また、スターアライアンスではないですが、ANAと直接提携している航空会社はセントレアに3社が就航しています。

 

スターアライアンス7社と提携航空会社3社について、フライト時刻と特典航空券枠についてまとめました。特典開放枠については、私が検索に検索を重ねて調査した結果です。航空会社から保証された席数ではないので、ご了承ください。

(検索はSFCを取得後に行っています。一般のステータスの場合は、少なくなる可能性があります。)

 

 

①中国、香港、韓国

 

まずは中国、香港、韓国から。

中国へは中国国際航空が北京と上海へ、ANAが上海へ就航しています。香港はANAが、仁川にはアシアナ航空が就航しています。アシアナ航空は一日2便あるので、使い勝手がよさそうですね。

運航する機体は、130席程度のB737/B738と、180席ほどのA321のみですね。機体が小さい場合は、特典航空券の開放枠が少なくなるのが一般的ですが、中国国際航空ビジネスクラスもエコノミークラスも9席開放しています。なお、9席はANAの特典航空券で一度に検索できる上限です。

 

北京 機材 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO PEK   PEK NGO
CA160 9:00 11:35 CA159 17:00 21:00 B738 9/12 9
海浦 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO PVG   PVG NGO
NH939 10:30 12:15 NH940 13:20 16:45 B737 2/8 4
CA406 14:15 16:10 CA405 9:55 13:15 A321 9/12 9
香港 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO HKG   HKG NGO
NH875 9:40 13:00 NH876 14:00 19:00 B738 2/8 4
仁川 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO ICN   ICN NGO
OZ121 11:50 13:45 OZ122 9:00 10:50 A321 2/12 4
OZ123 18:50 20:50 OZ124 16:00 17:50 A321 2/12 4

 

 

②中国、香港、韓国以外のアジア、ヨーロッパ

 

次に①以外のアジアですが、タイ航空がバンコクへ、シンガポール航空シンガポールへ、ユナイテッド航空がグアムへ就航しています。最後に、唯一のヨーロッパ便であるルフトハンザ航空はフランクフルトへ3便/週就航しています。

運航する機体は、ユナイテッド航空のグアム行きが738/73Gと130席ほどですが、タイ航空のB787、ルフトハンザ航空のA343は260席程度、それ以外は300席を超える大きさです。それだけ需要があるということですね。

 

この中で特筆するのは、タイ航空です。1日2便、しかも昼間便と夜行便の両方が飛んでいるのは、セントレアに限るとタイ航空が唯一です。昼間のんびり飛びたいフライトにも、金曜夜発月曜朝帰りという弾丸フライトにも対応しているのがうれしいです。

さらにタイ航空はバンコクからプーケットなどのタイ国内線はもちろん、ヨーロッパ各地やアジア各地、オセアニアにも行くことができます。タイ航空のヨーロッパ路線のA380にはぜひ乗ってみたいですね。

なお、フランクフルトのC席開放は、枠が少ないのか、すでに埋まってしまっているのかで、開放席数がわかりませんでした。おそらく、2席だとは思うのですが。。。

 

ンコク 機材 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO BKK   BKK NGO
TG645 11:00 15:00 TG644 0:05 8:00 773 2/30 4
TG647 0:30 4:30 TG646 10:45 18:40 787 2/30 4
シンガポール 機材 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO SIN   SIN NGO
SQ671 10:30 16:20 SQ672 1:20 9:05 333 2/30 4
グアム 機材 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO GUM   GUM NGO
UA136 11:30 16:00 UA137 7:20 10:15 738 4/16 4
UA172 20:50 1:25 UA171 16:55 19:55 73G 4/16 4
フランクフルト(行き:火木日、帰り:月水土) 機材 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO FRA   FRA NGO
LH737 9:45 15:00 LH736 13:40 17:35 343 ?/30 4

 

 

スターアライアンス以外の提携航空会社

 

最後に、スターアライアンス以外の提携航空会社について。

 

ANAスターアライアンスに加盟しているので、通常はスターアライアンスの加盟航空会社のフライトをANAマイルの特典航空券として発券できます。

一方スターアライアンスとは別に、ANAが独自に提携している航空会社があります。セントレアには、提携航空会社のうち、フィリピン航空とベトナム航空、エティハド航空の運航があり、それぞれANAマイルで特典航空券を発行することができます。

 この提携航空会社はANAのHPから予約できないため、電話予約のみとなります。電話予約しかできないので、電話予約による発券手数料は不要です。

 

フィリピン航空、エティハド航空はアライアンスに加盟していませんので、ANAマイルで発券できるのはうれしいですね。ベトナム航空はスカイチームなのにANAマイルで乗れちゃいます。ベトナム航空はANAが出資していることも影響しているのでしょう。

この中で、エティハド航空が787-9と最も良い機体で運航しています。もともと333で運航していたのですが、2017年7月2日中部発より787-9へ機材変更となります。

エティハド航空は北京経由のため、フライト時間が4時間ほど長くなります。エティハド航空を乗りたい方、世界一周特典航空券を考えている方にはお勧めだと思います。

 

マニラ(フィリピン航空) 機種 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO MNL   MNL NGO
PR437
/NH5325
9:35 12:45 PR438
/NH5326
13:55 18:55 321 4/12 4
セブ(フィリピン航空、水土日) 機種 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO CEB   CEB NGO
PR 479
/NH 5319
15:30 19:00 PR480
/NH5320
9:10 14:30 321 4/12 4
ハノイベトナム航空) 機種 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO HAN   HAN NGO
VN347
/NH9719
10:15 13:30 VN346
/NH9720
0:25 6:55 321 4/16 4
ホーチミン(ベトナム航空、火木金土日) 機種 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO SGN   SGN NGO
VN341
/NH9707
10:00 13:35 VN340
NH9708
0:15 7:30 321 4/16 4
アブダビ(エティハド航空、北京経由) 機種 C解放
/C総数
Y解放数
  NGO AUH   AUH NGO
EY889
/NH6363
21:30 6:15 EY888
/NH6362
21:30 13:55 787-9 4/28 4

 

提携航空会社の特典航空券の解放数ですが、いずれも私が確認できた数であり、日にちによっては5人以上も発券できるようです。 日程が決まりましたら、ご自身で確認してください。

 

 

セントレア発の特典航空券の必要マイル

 

上では、セントレア発着の特典航空券の開放枠をまとめました。次に、特典航空券を発券する場合、ビジネスクラス(C)とエコノミークラス(Y)で何マイル必要なのかをまとめます。乗継便を入れると、膨大な量となるため、今回は直行便に限定しました。

 

①中国、香港、韓国

まずは中国、香港、韓国から。

ANA便が飛んでいる上海と香港は、シーズンによって価格が変わります。

 

L(ローシーズン)
2017年 1/5~1/20、4/1~4/26、5/9~6/30、12/1~12/21
2018年 1/8~1/31、4/1~4/25、5/8~6/30、12/1~12/20
2019年 1/7~1/25
R(レギュラーシーズン)
2017年 1/21~3/31、7/1~8/3、8/22~11/30
2018年 2/1~3/31、7/1~8/2、8/21~11/30
2019年 1/26~3/31
H(ハイシーズン)
2017年 1/1~1/4、4/27~5/8、8/4~8/21、12/22~12/31
2018年 1/1~1/7、4/26~5/7、8/3~8/20、12/21~12/31
2019年 1/1~1/6

 

 

各フライトの往復必要マイルはこちら。

LシーズンはANA便のほうがお得なんですね。

 

必要マイル(C/Y)
  NGO PEK   PEK NGO L R H
CA160 9:00 11:35 CA159 17:00 21:00 20,000/40,000
海浦 必要マイル(C/Y)
  NGO PVG   PVG NGO L R H
NH939 10:30 12:15 NH940 13:20 16:45 17,000
/35,000
20,000
/40,000
23,000
/43,000
CA406 14:15 16:10 CA405 9:55 13:15 20,000/40,000
香港 必要マイル(C/Y)
  NGO HKG   HKG NGO L R H
NH875 9:40 13:00 NH876 14:00 19:00 17,000
/35,000
20,000
/40,000
23,000
/43,000
仁川 必要マイル(C/Y)
  NGO ICN   ICN NGO L R H
OZ121 11:50 13:45 OZ122 9:00 10:50 15,000/30,000
OZ123 18:50 20:50 OZ124 16:00 17:50 15,000/30,000

 

 

 

②中国、香港、韓国以外のアジア、ヨーロッパ

 

次にアジア、ヨーロッパですが、この区間にはANA便名が飛んでいないので、スターアライアンス加盟の提携航空会社です。この場合、発券日に関係なく一律の必要マイルです。

 

バンコク 必要マイル(C/Y)
  NGO BKK   BKK NGO L R H
TG645 11:00 15:00 TG644 0:05 8:00 35,000/60,000
TG647 0:30 4:30 TG646 10:45 18:40 35,000/60,000
シンガポール 必要マイル(C/Y)
  NGO SIN   SIN NGO L R H
SQ671 10:30 16:20 SQ672 1:20 9:05 35,000/60,000
グアム 必要マイル(C/Y)
  NGO GUM   GUM NGO L R H
UA136 11:30 16:00 UA137 7:20 10:15 20,000/40,000
UA172 20:50 1:25 UA171 16:55 19:55 20,000/40,000
フランクフルト(行き:火木日、帰り:月水土) 必要マイル(C/Y)
  NGO FRA   FRA NGO L R H
LH737 9:45 15:00 LH736 13:40 17:35 55,000/90,000

  

 

スターアライアンス以外の提携航空会社

 

最後に、スターアライアンス以外の提携航空会社です。

マイル数で見ると、マニラとセブがエコノミー往復2万マイルで行けるのでお得ですね。逆にアブダビはエコノミーでも7万マイル!ちょっと行ってこようとするには高すぎる気が。。。これなら、有償航空券のほうがいい気がします。

 

マニラ(フィリピン航空) 必要マイル(C/Y)
  NGO MNL   MNL NGO L R H
PR437
/NH5325
9:35 12:45 PR438
/NH5326
13:55 18:55 20,000/40,000
セブ(フィリピン航空、水土日) 必要マイル(C/Y)
  NGO CEB   CEB NGO L R H
PR 479
/NH 5319
15:30 19:00 PR480
/NH5320
9:10 14:30 20,000/40,000
ハノイベトナム航空) 必要マイル(C/Y)
  NGO HAN   HAN NGO L R H
VN347
/NH9719
10:15 13:30 VN346
/NH9720
0:25 6:55 35,000/60,000
ホーチミン(ベトナム航空、火木金土日) 必要マイル(C/Y)
  NGO SGN   SGN NGO L R H
VN341
/NH9707
10:00 13:35 VN340
NH9708
0:15 7:30 35,000/60,000
アブダビ(エティハド航空、北京経由) 必要マイル(C/Y)
  NGO AUH   AUH NGO L R H
EY889
/NH6363
21:30 6:15 EY888
/NH6362
21:30 13:55 70,000/110,000

 

 

まとめ

今回はセントレア発の行先と特典開放枠、特典に必要なマイル数についてまとめました。

セントレアは羽田や成田、関空と比べると、国際線は少ないです。でも、繁盛期は関空が満席でもセントレアなら空いている、ということがあり、出国する国の候補に十分成りえると思います。

セントレアを拠点とする方はもちろん、関西から陸路で来る方や、関東からフライトで来る方も、ぜひこの記事を参考にしてください。

 

 

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